FRaTacsの詳細説明

 快適性とは

①高さ域の気温分布にほぼムラがない

 冷房時の高さ域気温分布 暖房時の高さ域気温分布
  

高さによる気温ムラはほぼないので不快なドラフト感はありません。

冷房時床面から吹出す冷気は相対的に低い所に溜まるので、高さ2m前後までが有効な冷房範囲となります。つまり、不要な高さ域までは空調が及ばないのでその分消費エネルギーが削減され省エネとなります。
暖房時暖気は相対的に上昇するので壁掛けの対流式空調の場合は「頭上は暖かいのに足元は冷える」という現象がおこりますが、FRaTacsは足元の床面から天井までほぼ気温ムラがなくドラフト感がありません。


②局所的な気温分布にほぼムラがない

  

局所の気温ムラがほぼないので、室内のどこに居てもドラフト感がなく快適です。

平面域フロアの局所的な気温差はほとんどありません。場所によって寒すぎたり熱すぎたりする不快なドラフトはありません。


③フロアの風速はゼロに近い

 

 

室内の気流ほぼゼロで風の直撃による不快感がありません。

 平均風速 フロアの中央H1.5mの平均風速はAC稼働中でも0.12m/sしかなく、ほぼゼロに近いので風を体感することはありません。
風速の分布  環流口から吹出す風速が3.75m/sの場合でも、その直上H1.5mの風速は0.84m/sの微風となり、そこから横1m離れるだけで風速は0.19m/sに下がり風を体感することはありません。